指が痛い…指の痛みの原因

指が痛い…指の痛みの原因

 

関節痛と聞くと、肩や膝を思い浮かべる人が多いですが、手の指にも関節がある以上、指関節にも病気が存在します。

 

 

ヘバーデン結節

 

指の第一関節の病気

ヘバーデン結節は、指の第一関節が変形を起こして曲がってしまう病気です。

 

第一関節の背中にあたる部分の中央の「伸筋腱付着部」を挟んで2つの結節(コブのようなもの)ができる病気です。変形の程度は人によってまちまちです。なお、ヘバーデン結節の発症原因は特定されていません。

 

腫れと痛みを伴う

ヘバーデン結節の症状は、指の第一関節の腫れと痛みです。基本的に親指を除く4本の指の第一関節が赤く腫れあがり、曲がることもあります。痛みを伴うことが多く、強く握ることで痛みが強くなり、握る動作が困難になります。

 

女性の発症率が高い

ヘバーデン結節などの変形性関節症は、女性の発症率が高いとされています。

 

原因は解明されていませんが、女性の発症率の高さから女性ホルモンが関わっているのではないかと言われています。遺伝性は証明されていませんが、母親や祖母がヘバーデン結節を発症している場合、注意が必要になります。

 

痛みは数年で治まる

指の変形性関節症は、数年で進行が止まり、痛みも治まっていきます。しかしながら一度変形を起こしてしまった関節は自然に元に戻ることはなく、指の変形は治りません

 

また、痛みの程度は人それぞれですが、それと数年間付き合わなければならないことを考えると放置しておくのは得策とは言えません。治療においては手術が行われることは少なく、保存的療法が取られることが多いです。

 

 

ブシャール結節

 

指の第二関節の病気

ブシャール結節は、指の第二関節に起こる病気です。

 

ヘバーデン結節と同じ症状であり、腫れと痛みを伴います。これも原因が解明されておらず、女性の発症率が高いです。

 

ヘバーデン結節に伴って発症することが多い

ブシャール結節はヘバーデン結節の発症に伴って発症することがあります。直接的な因果関係は判明していませんが、原因不明であることと女性に多く見られるという共通点があるので、同一の原因で発症すると考えられます。

 

関節リウマチとの区別が重要

指の第二関節に発症する病気として「関節リウマチ」があります。同じ部位に同じような症状で発症するため、素人では見分けることが困難になります。痛みもまちまちで自然に痛みがひくヘバーデン結節とは異なり、病院へ行く優先度が高くなります。

 

 

母指CM関節症

 

親指の付け根の病気

母指CM関節症は、親指の付け根の関節に発症する病気です。

 

原因は、親指の手前の甲の骨と手首の小さい骨の間の関節の軟骨が摩耗し、亜脱臼を起こすことです。その代表的な動作としては「瓶の蓋を開ける」動作です。仕事柄、硬い便の蓋を開ける機会が多い人は関節が摩耗しやすく、母指CM関節症を発症しやすいです。

 

日常の動作に支障が出る

先程も述べたとおり、瓶の蓋を開ける動作などで使われる部位です。そのため、母指CM関節症を患うと瓶の蓋を開ける、物を摘む、はさみを使うといった親指なくしてはできない動作が困難になります。特に瓶の蓋を開けるときには大きな負荷がかかり、それだけ痛みも大きくなります。