膝が痛いときは「歩き方」「姿勢」「脚の形」をチェックしてみよう

膝が痛いときは「靴」「歩き方」「脚の形」「姿勢」をチェックしてみよう

膝が痛いときは「歩き方」「姿勢」「脚の形」をチェックしてみよう

 

膝が痛くなる原因にはさまざまなものがありますが、この記事では特に「靴」「歩き方」「脚の形」「姿勢」という4つの原因についてご紹介します。

 

 

靴の違いで膝が痛くなることもある

 

服装の中でも特に膝の痛みに深く関係するのは「」です。例えば女性が履くハイヒールのようにかかとの高い靴は、重心が前方に寄ってしまうので膝に負担がかかります。さらにサイズが合っていない場合は靴の中で足が動いてしまうので余計に痛みの原因となるでしょう。

 

ハイヒールだけでなく、靴底の硬い靴も膝に良くありません。からだの重さや地面から伝わるショックを吸収できないからです。

 

靴を選ぶ際は、クッション性の良いものを選びましょう。また、O脚やX脚を矯正するインソールなどもあるので、それらの商品を活用するなら膝の痛みをやわらげる効果を期待できるでしょう。

 

靴底を見れば歩き方のクセがわかる

膝は歩いているときに、体重を支えるだけでなく、地面から伝わってくる力を吸収する役割もあります。しかし、歩き方が悪いと、上手くショックが吸収されず膝へ過度の負担がかかってしまうのです。

 

とはいえ、自分の歩き方が正しいかどうかをどうすれば知ることができるでしょうか?

 

簡単な方法があります。それは、「靴底を見る」こと。どの部分がすり減っているかによって歩き方のクセが分かるのです。いくつかの例を取り上げましょう。

 

内側がすり減っている

歩くときに重心が内側にかたよっています。膝関節の外側がすり減る原因です。

 

外側がすり減っている

重心が外側にあります。膝軟骨の内側がすり減りやすいでしょう。

 

かかとがすり減っている

ガニ股と呼ばれる歩き方をしています。

 

中央がすり減っている

足を引きずって歩くクセがあります。

 

こうした歩き方のクセが、膝に過度の負担をかけ、痛みを引き起こす原因となっているのです。

 

 

特定の場所だけに負担がかかる姿勢が良くない

 

歩き方だけでなく、歩いている時や普段の姿勢も膝の痛みと関係しています。

 

例えば歩いているとき。普通は平らな道、階段、上り坂や下り坂など、どこを歩くかによって無意識に適した姿勢に変えているものです。しかし、何らかの原因で、どこを歩くにも同じ姿勢をしてしまうと膝への負担は大きくなります

 

また、歩いている時以外の姿勢も重要です。正座や片方に重心を寄せた座り方、立っているときに片側の足に体重をかけていると関節に均等に力が分散されず、特定の部分だけに負担がかかってしまいます。こうした姿勢の悪さが膝の痛みを引き起こすのです。

 

 

O脚やX脚で膝が痛くなる

 

足の形の異常としてよく見られる症状がO脚X脚です。これらの症状は、膝関節自体がゆがんでいるだけでなく、股関節や骨盤が開いていることによって起こることもあります。原因の違いをどのように見分けることができるのでしょうか?

 

O脚かどうかセルフチェックをしよう

  1. まず、つま先を揃え、左右のくるぶしをくっつけて立ってみましょう。
  2. そして、その状態で膝と膝の間に何本の指が入るかを調べます。
  3. 指が2本以上入る場合はO脚の可能性が高いでしょう。

 

階段の上り降りで痛みがでるという場合のチェックはこちら

降りるときに痛みがある

この場合は、膝に問題がある可能性があります。膝のねじれや体重の増加によって炎症が起きているのかもしれません。

 

上るときに痛みがでる

骨盤のゆがみによって足が変形している可能性があります。足首と股関節の位置を調整し、膝のゆがみを取る必要があるでしょう。

 

 

猫背は膝を痛める原因に

 

悪い姿勢の中でも特に膝に影響するのは「猫背」。次のようなさまざまなタイプに分けられます。

 

首猫背

頭が前に大きく突き出ているタイプ。背中は真っ直ぐなのに首から上が斜めに曲がっています

 

背中猫背

典型的なタイプ。肩甲骨辺りが丸く曲がっている状態です。上半身の重心が前に移動してくるので膝が曲がり、かなり負担をかけています。

 

腰猫背

腰全体が丸く曲がっているタイプ。椅子に浅く腰掛けて座っているとこのタイプの猫背になりやすくなります。

 

隠れ猫背

背中が曲がっているものの、腰が大きく反っており姿勢がよく見えてしまいます。しかし、膝を曲げてバランスを取っているので負担がかかっています。

 

これらの猫背の共通点は背骨をうまく使っていないということ。首や腰、膝といった各関節に痛みがでる原因となるでしょう。正しい姿勢を意識することが膝の痛みを解消するのに欠かせません。

 

 

年齢とともに膝の痛みがでてくるのは、ある程度仕方のないことかもしれません。しかし、靴、歩き方、姿勢、脚の形で膝の痛みの進行を早めてしまうこともあります。自分のからだをチェックして正しい状態に保つことが痛みをやわらげるのに欠かせないことです。

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