痛みはないけど膝がカクカクする・・・。無視できないその理由とは

痛みはないけど膝がカクカクする・・・。無視できないその理由とは

痛みはないけど膝がカクカクする・・・。無視できないその理由とは

 

最近膝がカクカクとする・・・。事故やスポーツで膝を痛め、しばらくすると痛みがやわらいだので放っておくとこのような症状を感じることがあります。

 

一体何が原因なのでしょうか?

 

もしかすると「半月板損傷」や「タナ障害」かもしれません。痛みがひどくないからといってほうっておくのは危険です。

 

 

膝のカクカクは膝関節に異常が起きている証拠

 

そもそも、膝がカクカクするという現象はどうして起こっているのでしょう。

 

それは、膝関節がズレているためです。膝関節は、骨・靭帯・筋肉・軟骨というさまざまな組織で複雑に構成されています。無理な動きをすると簡単にズレてしまいます。

 

カクカクしているということは、膝関節のどこかで骨や軟骨同士がひかかっているということ。放っておくと、軟骨をすり減らせ、痛みを感じるようになるでしょう。

 

今はまだそれほど痛まず、動きに違和感があるだけかもしれません。しかし、そのまま放置していると、痛みを感じるところまで軟骨がすり減り、関節自体も変形してしまうという「変形性膝関節症」を引き起こすことにもなります。

 

だからこそ、カクカクしているという感覚を無視するのではなく、早めに治療することが大切なのです。

 

では、カクカクした現象を引き起こす膝痛の障害にはどのようなものがあるのでしょう。2つの障害をご紹介します。

 

 

半月板損傷で膝がカクカクする

 

半月板は膝の内側と外側にある三日月型の軟骨で、膝にかかるショックをやわらげる働きがあります。しかし、スポーツで激しくぶつかり合うなど、通常かからないような方向に無理な力がかかると、破れたり亀裂が入ってしまいます

 

半月板が損傷していると、膝関節の内部でズレが発生しているので、カクカクとした膝の違和感を感じる場合があります。さらにひどい状態になると、関節部分に半月板の破損した部分が挟まり、曲がらなくなるという「ロッキング」を引き起こし激しく痛みます。

 

膝のカクカクの原因が、半月板損傷であるかどうかは、これまで問診や臨床検査で調べてゆくものでした。しかし、最近ではMRI検査での診断が最も効果的であることがわかり、より詳しく膝関節の状態について調べることができるようになっています。

 

 

滑膜ヒダが関節に挟まる「タナ障害」

 

膝のカクカクとした症状のもう1つの原因は、「タナ障害」です。「タナ」とは何でしょうか?

 

それは、膝の関節の内部にある滑膜ヒダのことです。滑膜ヒダのうち、膝のお皿と太ももの骨の間にあるものは、棚のように見えます。それで、この部分が破損したりして炎症をおこすと「タナ(棚)障害」と呼ばれるのです。

 

タナ障害の原因は、膝の曲げ伸ばしを繰り返して行うこと。そうすると、タナが骨と骨の間に挟まってしまい、炎症が起きます。痛みだけでなく、膝がカクカクとした感覚を訴えることもあるでしょう。

 

患者は、膝の痛みに悩む人の中では比較的若い20歳までの女性に多い障害です。特に、膝の曲げ伸ばしを良く行うスポーツをしている人がなりやすいと言えます。

 

 

たとえ痛みがなくても、膝がカクカクとする場合は膝に何らかのトラブルが起きている可能性があります。半月板損傷やタナ障害かもしれません。放っておくと、症状が悪化する場合があるので、早めに詳しく調べてもらうことが大切です。