加齢による膝の痛み│症状を知って痛みと付き合う

加齢による膝の痛み│症状を知って痛みと付き合う

加齢による膝の痛み│症状を知って痛みと付き合う

 

歩いたり、起き上がったり、重い荷物を持ったり。人間の膝は、さまざまな動作をするのにとても重要な関節です。人の体重を支える足の中でも特に負担がかかりやすい部分であるからこそ、加齢によって徐々に衰えてゆきます。すると、「膝が痛い」という症状が出始めるのです。

 

日本では、50歳以上の2人に1人は「変形性膝関節症」を抱えており、毎日膝の痛みと戦っています。膝の痛みを少しでも和らげたいと、誰もが思っているのではないでしょうか。

 

いつまでも元気で楽しい生活を送るために、症状や原因を知っておきましょう。

 

 

老化で軟骨がすり減ってくると痛みが起きやすくなる

 

膝はとても複雑な形をしています。太ももの骨「大腿骨(だいたいこつ)」、すねの骨「脛骨(けいこつ)」。足の2つの大きな骨と、膝のお皿である「膝蓋骨(しつがいこつ)」が複雑に組み合わさっているのです。前後左右に動き、ショックを吸収できるように、それらの骨と骨を「軟骨」や「関節液」がつないでいます。

 

しかし、年をとってくると軟骨がすり減っていきます。すると、骨と骨がスムーズに動かなくなり、炎症を起こして痛みが出てきます。

 

このように、加齢に伴う膝の痛みは誰しもが経験する可能性のある痛みなのです。とはいえ、他の人よりも症状が悪化する人もいます。どんな事が関係しているのでしょうか。

 

 

膝への負担が大きいと症状が悪化しやすい

 

加齢による膝の痛みが誰しもが経験することですが、特に痛みがひどくなるのは次のような特徴を持つ人です。

 

足の形がO脚になっている

日本人は特にO脚が多いと言われています。膝が外側に膨らんでいるので、どうしても膝の内側の軟骨に負担がかかります。その結果、内側の軟骨が早くすり減ってしまい、膝の内側が痛いという症状がでるのです。

 

太っている

言うまでもなく、膝への負担が大きいほど、膝の軟骨の老化は早まるでしょう。

 

スポーツをしている

バスケットボールやサッカーのように、膝への負担が大きいスポーツを長年経験している人は、そうでない人に比べると軟骨のすり減るスピードが早くなります。

 

 

膝への負担のかからない生活を目指しましょう

 

膝の痛みを和らげるためには、「膝への負担を減らす」ことが基本です。たとえば、太っている人は、食事制限や運動によって体重を減らすことがもっとも重要でしょう。また、筋肉をつけると膝への負担を減らすことができるので、筋力トレーニングで体を鍛えることも効果的です。

 

ふだんの生活の中では、「正しい靴選び」も大事です。歩いたり走ったりすると、膝にはかなりの負担がかかりますが、ショック吸収率の良い靴を履けば、その分膝への負担も軽くなります。お店で試着してから、ピッタリのサイズの靴を選ぶのがポイントです。

 

 

年齢とともに衰えていく膝の機能。痛みを和らげるためには生活習慣の見直しが必要です。正しい姿勢も心がけ、健康的な生活を送ることが膝にとっても非常に大切なのです。