発熱と膝の痛み、どちらも感じたら疑ってみるべき4つの原因

発熱と膝の痛み、どちらも感じたら疑ってみるべき4つの原因

発熱と膝の痛み、どちらも感じたら疑ってみるべき4つの原因

 

「膝の痛み」と一言でいっても、その原因や症状はさまざまです。膝を構成するどこかの部位に炎症が起きている場合もあれば、切れたり破れたりと損傷していることもあるでしょう。また、からだの他の部位の障害が膝の痛みとなって現れるということもあります。

 

ですから、膝の痛みを治療しやわらげるためには「膝が痛い」という症状だけでなく、どこが痛いのか、痛み以外にどんな症状があるのかもチェックすることがとても重要だと言えるでしょう。例えば、からだが熱っぽいという症状が膝の痛みとともに生じた場合はどうでしょうか?

 

この記事では、特に4つの病気についてご紹介しましょう。

 

 

単純性股関節炎(たんじゅんせいこかんせつえん)

 

この病気は、主に股関節に炎症が起きています。風邪をひいたり、運動した後に股関節だけでなく膝の痛みをともなうことがあるでしょう。痛み以外には、熱っぽくなったり足を引きずって歩くという症状もあります。

 

単純性股関節炎の詳しい原因はいまだ明らかになっていません。しかし、ウイルスや外傷に対してからだの免疫機能が自然な反応をするために起こると考えられています。特に、6歳くらいまでの小さな子どもに見られる病気です

 

 

関節リウマチ

 

膝関節だけでなく、からだ中の関節に炎症が広がってゆき、悪化すると関節が壊れてしまうというおそろしい病気です。特に症状が現れやすいのが膝。他には指や肘、手首の関節などの痛みが最初に現れます。また、痛みとともに発熱がともなうこともあるでしょう。

 

関節リウマチの原因は免疫システムの異常です。ウイルスや細菌からからだを守るはずの免疫システムが、正常な細胞に対しても攻撃を始めることによって病気が進行してゆきます。特に、30代から50代にかけての女性に多く見られる病気です。

 

 

化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん)

 

細菌が関節の内側まで侵入してくることによって炎症が生じ、次第に関節が化膿してゆくという病気です。膝関節が腫れて、急激に痛みが生じます。さらに、寒気や発熱、だるさといった風邪のような症状もみられるでしょう。

 

化膿性関節炎の原因は、膝をケガしたり、注射や手術を通して細菌に感染してしまうことです。ですから、免疫力が弱くなっている高齢者に多く見られる病気だといえるでしょう。

 

 

結核性関節炎

 

化膿性関節炎と良く似ていますが、こちらは結核菌が関節の内側に侵入することによって炎症を引き起こす病気です。症状としては、膝関節が軽く痛む、発熱や全身がだるいといったものがあります。

 

肺結核の合併症として発症したり、過去に結核をわずらっていると後遺症として発症することがあります。また、結核患者と接触することによって結核菌に感染して生じるおそれもあるでしょう。

 

 

膝の痛みを改善するには、症状を見分けることによってどうして痛むのかという原因を特定することが大切です。もし、風邪のように発熱がともなう痛みであるなら、上記のような病気を疑ってみると良いかもしれません。