ヒアルロン酸の腰痛への効果

ヒアルロン酸の腰痛への効果

 

背骨と椎間板の関係

 

人間の背骨は、柱のようにまっすぐ伸びているわけではなく、ゆるやかなS字カーブを描いています。また、背骨はしなやかな作りになっているので、曲げたり伸ばしたりひねったりすることもスムーズに行なえます。

 

この背骨の一番上にあるのが頸椎といって、重い頭を支える役目を果たしてくれています。さらに、その下には胸椎、またさらにその下には腰椎と続いています。この腰椎は骨盤の上に乗っています。頸椎・胸椎・腰椎は、それぞれ7個・12個・5個の椎骨からできています。

 

そして、それぞれの間には、椎間板というクッションのようなものが存在しているので、背骨の伸縮性が保たれているわけです。

 

 

腰痛と椎間板の関係

 

この椎間板は軟骨からなっているわけですが、実はそこの部分の老化は比較的早くあらわれると言われています。

 

25歳頃から椎間板の髄核(脊椎板の中央にある)の水分が減り始めます。そして、35歳頃には、線維輪(髄核の周りにある)の水分も減少して弾力性が落ちてきます。そのために、それら軟骨のクッション作用が以前のようには働かなくなり、腰椎への衝撃がダイレクトに伝わるようになるので、腰痛が起こりやすい状態になるのです。

 

その他に、加齢に伴う筋肉の衰えなどによって、本来あるべき位置や状態を保てなくなってしまい、その結果、腰痛を発症してしまうこともあります。また、神経からくる痛みが原因の腰痛もあります。

 

 

腰痛とヒアルロン酸

 

このように、腰痛の原因は様々ありますが、特に加齢に伴う椎間板の軟骨の水分不足が原因となって腰痛を発症する場合、その失われた水分を上手に補うことが、腰痛改善のカギとなります。

 

ヒアルロン酸の保水能力

この点、ヒアルロン酸は非常に効果的です。なぜならヒアルロン酸は、水分保持能力がとても高い成分だからです。

 

しかし、ヒアルロン酸は年をとるにしたがって徐々に減少していってしまいます。そこで、ヒアルロン酸を積極的に補うなら、失われた水分量をもとのような状態に戻すことができ、軟骨の水分も増加・保持できるのです。

 

その結果、クッション機能もアップするので、腰痛が改善されると期待できます。またヒアルロン酸の増加は、骨と骨の滑りを良くするのにも大いに役立つので、この点からも、腰痛が軽減される効果が高いと言えます。

 

低分子ヒアルロン酸

ヒアルロン酸と一口に言っても、様々な種類があります。

 

しかし、とりわけ腰痛などの関節の炎症に、比較的早い効果が期待できると注目されているのが、「低分子ヒアルロン酸」です。低分子ヒアルロン酸とは、体内へのヒアルロン酸の吸収効率をアップさせるために、できるだけ小さいサイズにしたヒアルロン酸成分のことです。

 

ですので、ヒアルロン酸のサプリメントを選ぶ際には、低分子ヒアルロン酸を選ぶようにしたら良いでしょう。また、サプリメント摂取と同時に、軽い筋力トレーニングなども行なうなら、より早い症状改善が見込めるでしょう。