ヒアルロン酸の妊娠への副作用

ヒアルロン酸の妊娠への副作用

 

ヒアルロン酸とは

 

ヒアルロン酸というのは、D-グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンの結合した鎖状の物質であり、多糖類です。もともと人間の体内に存在し、肌の内部や目・脳・心臓・関節など、あらゆる箇所にあって、生産されています。

 

ヒアルロン酸が少なくなってくると、肌が乾燥してカサカサになってしまったり、ドライアイなどの目のトラブルや、関節炎や膝の痛みなど、身体のいたるところに良くない影響を及ぼします。お肌のため、また関節痛緩和のためにヒアルロン酸を摂取している方は少なくありません。

 

では、妊娠中はどうすれば良いのでしょうか?引き続きヒアルロン酸を摂取し続けても、何の副作用もないのでしょうか?

 

 

サプリメントによるヒアルロン酸の摂取

 

サプリメントの注意点

ヒアルロン酸に限らず、全てのサプリメントや栄養補助食品に関していえることですが、それまでずっと身体のなかで存在していたその栄養素の量をいきなり大幅に上回ることは、身体に与える負担が少なくありません。

 

その栄養素を分解・吸収する過程において、腎臓や肝臓などの器官に普段以上の働きを強いることになってしまい、結果として、それらの臓器に大きな負担がかかってしまうということになります。

 

妊娠中の注意点

特に妊娠中の女性の身体は、ある面でとてもデリケートですし、体質なども多少変化しています。ですので、まずは少し摂取してみて、様子を見つつ継続していくという方法がベストのようです。

 

ヒアルロン酸はもともと体内に存在している物質ですので、基本的には安全です。しかし、妊娠中という特殊な状況を考えるならば、慎重に決定したほうがよさそうです。

 

 

注射によるヒアルロン酸の摂取

 

胎児に直接的な影響はない

妊娠中に、関節痛の緩和のため、また美容のためにヒアルロン酸注射をしたい場合にはどうすれば良いのでしょうか?

 

一般的に、注射によって体内に取り入れられたヒアルロン酸は、その注射された箇所にとどまります。ですので、ヒアルロン酸が妊婦の体内を巡回して、胎児に直接何かの影響を及ぼすということはありません。

 

注射の注意点

しかし、注射を刺す時に母体に与えるわずかな刺激が、胎児に何かしらの影響を及ぼすかどうかは、はっきりとは分かりません。また、注射を打った箇所から感染症にかかる可能性もゼロではありません。

 

注射用のヒアルロン酸は、様々な成分を混ぜ合わせて作られていることもあります。なので、ヒアルロン酸そのものは安全で無害であったとしても、そこに混入してある他の成分によって、副作用が引き起こされるかもしれません。

 

妊娠中の注意点

また、妊娠前は何の問題もなくできたことであったとしても、妊娠することにより、身体が一種の拒絶反応を起こすこともあります。ですので、ヒアルロン酸を注射によって体内に取り入れることは、出産後に体力が回復してから行うのがベストな方法であると言えます。