グルコサミンの副作用とコレステロール値が高い人

グルコサミンの副作用とコレステロール値が高い人

 

グルコサミンとは、カニやエビなどに由来し、もともと自然界に存在している物質ですので、身体に大きな害を及ぼすということはありません。

 

しかし、コレステロールを気にされる方の中には、グルコサミンを摂取することによってさらに状態を悪化させるのではないかと心配する人もいます。

 

そもそも、どういった理由で、グルコサミンはコレステロール値に悪影響を与えると思われているのでしょうか?

 

 

コレステロールについて

 

コレステロールとは何か?

コレステロールとは、細胞膜を生成するのに必要となる要素で、わたしたちが生きていく上で欠かせない「脂質」の一種のことです。

 

コレステロールの役割としては、細胞一つ一つを包む細胞膜の原料となったり、ビタミンDを作るのに使われ、心と身体の活力を高める副腎皮質ホルモンや、脂肪の消化を助けてくれる胆汁酸の材料にもなっています。

 

このようにコレステロールはもともと身体全体に存在しているのです。

 

コレステロール値が高いとどうなるの?

コレステロール値の高い状態が長く続いてしまうと、高脂血症にかかってしまう可能性が高くなってしまいます。この「高脂血症」というのは、動脈硬化を招く原因の一つであると言われています。

 

そして最終的には、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こしてしまうこともあるのです。

 

コレステロール値が上がる原因

1.「脂質」
コレステロール値というのは、どうして上がるのでしょうか?

 

それは主に、脂肪分の高い食事が原因となっています。脂肪分の高い食事を摂取し続けることで、血液中の脂肪がどんどん増えて、その結果、コレステロール値も上がってしまうわけです。

 

2.「糖質」
しかし、実はこの現象は、脂質だけではなく糖質を摂取したときでも同じように起こるのです。

 

ですので、糖の一種のアミノ糖であるグルコサミンを摂取すれば、その糖分が原因となってコレステロール値が上がってしまう、そう考える方もいるようです。

 

では、グルコサミンの摂取によってコレステロール値も高くなってしまうのでしょうか?

 

 

グルコサミンの糖分がコレステロール値を高くすることはない

 

「糖分」はほんのわずか

そもそも、グルコサミンのサプリメントから摂取できる糖分というのは、実はほんのわずかでしかありません。

 

ですので、グルコサミンの糖分が原因となってコレステロール値が悪化するというのは、ほとんど起こりえないことであると言えます。この点について、デンマークの医学誌には、「グルコサミンがコレステロール値を高くすることはない」という研究結果が載せられています。

 

医師に相談!

実際のところ、グルコサミンとコレステロール値に関係があるのかどうかは、まだ完全には解明されていないというのが現状のようです。

 

ですから、心配ならかかりつけの医師に相談してからグルコサミンを摂取するかどうか決めるのが良いでしょう。特に、総コレステロール値が220mq/dl以上であるならば、他の様々な要素を考慮しなければいけなくなりますので、とりわけ慎重に決定したほうが良いと言えます。