クッションや枕ですぐ出来る膝関節痛予防とは?

クッションや枕ですぐ出来る膝関節痛予防とは?

クッションや枕ですぐ出来る膝関節痛予防とは?

 

老若男女問わず、最近は若い子達にも多いと言われている膝関節痛。これは一体何が原因なのでしょうか?

 

 

若者達(10代〜30代)の膝関節痛を起こす主な要因

 

「姿勢の悪さ」からくる膝関節痛

姿勢の悪さからくる膝関節痛ですが、姿勢の悪さとして例えば椅子に座っている際に足を組む姿勢や、高いヒールなどを履いて歩いている場合の姿勢です。

 

「運動不足による筋力低下」からくる膝関節痛

運動不足による筋力低下はその名の通りで、膝を取り囲む大きな筋肉である大腿四頭筋が低下するという事です。

 

 

中高年の方(40代〜)の膝関節痛を起こす主な要因

 

「加齢」からくる膝関節痛

年齢を重ねる毎に筋肉の劣化が始まり、柔軟性などが低下します。その為に膝の曲げ伸ばしが難しくなって関節痛を引き起こします。

 

「変形」からくる膝関節痛

いわゆる「変形性膝関節症」と言われるもので、更年期を過ぎた女性の方に多く膝の中にある半月板や膝軟骨といったクッションの役割をしている部分が少しずつすり減り膝の変形を起こすものです。変形によりスムーズな膝の曲げ伸ばしが困難になったり、正座が出来ないくらいの膝関節痛を引き起こしたりすることがあります。

 

「運動不足」からくる膝関節痛

運動不足による筋力低下、筋肉の劣化が原因で普段から使われない筋肉が柔軟性を失い、膝の曲げ伸ばしが困難となり関節痛を引き起こします。

 

以上のように年代や男性、女性によって膝関節痛の発生要因は変わってきますが、どんな方でも簡単に行えるクッションを使ったエクササイズがあるのです!

 

 

クッションエクササイズで膝関節痛を予防する

 

膝関節痛の痛みは筋肉(大腿四頭筋)の筋力低下か膝関節そのものの変形などによって引き起こされる2つのパターンがありますが、このクッションエクササイズは筋力低下の方にとても効果的です。もちろん、中高年の女性の方に多い変形性膝関節症でも、簡単に行えて効果はありますので実践してみてください。

 

クッションを膝に挟むエクササイズ

 

1.床に座って、膝を軽く曲げて三角座りをします。

 

2.この状態で膝の間にクッションを挟んでゆっくりと圧し潰すように膝を曲げていきます。
この時に曲げすぎて痛みが出ないように注意してください。

 

3.そして曲げた状態で10秒ほど停止してからゆっくりと戻していきます。
バランスが取りにくいようでしたら、両手を床に付いてバランスを取ってください。

 

4.この動作を5回繰り返します。

 

5.次に左右の膝の間にクッションを挟み込みます。

 

6.そしてクッションが下に落ちないように注意しながらゆっくりと膝を伸ばしていきましょう。
この時に膝を伸ばし切らずに浮かす程度で止めてください。

 

7.下まで降ろしてしまうと筋力の作用が少なくなります。痛みが出なければなるべく浮かしたままで5秒〜10秒ほど停止します。

 

8.この作業も5回繰り返しましょう。

 

 

以上の二つの方法を毎日繰り返すだけで膝関節痛の予防が可能となります。このエクササイズのポイントは膝に余分な負荷をかけ過ぎないこと、痛みが出ない程度に行うこと、毎日繰り返し実践するということです。たったの5分で簡単に行えるクッションエクササイズですので、是非実践してみて下さい。